Tajaはカナダでワーホリをしていた頃、バンクーバーからキャンモア(Canmore)という田舎町へ拠点を変えました。この時の決断は今思っても大正解。振り返ってみるとワーホリでカナダにいる人には本当におすすめしたいたいエリアだなと思います。正直住んでいた時はあまり日本人に知られたく無いなとも思っていたけど笑
特にバンクーバーやトロントで生活していて慣れてきた人や、ちょっと物足りなさを感じている人におすすめしたいと思うところです。
あとは、アウトドアが好きな人や自然が好きな人、そういうの興味ないけどチャレンジしてみたい人。
キャンモアに興味を持ってくれるきっかけになれば嬉しいなと思います。
- バンクーバーでの物足りなさ〜キャンモアに引っ越した理由〜
- 1、とにかく自然豊か。キャンモアのワイルドライフを満喫。
- 2、日本人をはじめアジア人は少なめ。
- 3、キャンモアの人たちはフレンドリー
- 5、田舎だけど飽きないキャンモアのおしゃれな街
- 今のワーホリで物足りないと思っている人はキャンモアに行ってみては
バンクーバーでの物足りなさ〜キャンモアに引っ越した理由〜
ワーホリをバンクーバーでスタートさせて、学校に行ったり、友達ができたり、そしてNajaと出会ったり、仕事をしたりと毎日それなりに充実して暮らしていました。
特に現地での仕事探しにはかなり苦労したし、やっと手にした仕事で楽しんでいました。
https://tajanajaworld.com/2019-07-25-205331/
そんな中で、ちょっと物足りなさも感じていたのも事実。
ワーホリは一年しか期間がないし、この限られた時間の中で毎日をいかに過ごせるかに全てかかっていると思っていました。
だから、慣れて生活を平和に過ごしていると、なんだか日本で生活するのと大きく変わらないかなと極端な話考えていました。
あと、バンクーバーでの仕事は楽しかったんだけど深夜のシフトだったからちょっと身体にも負担がかかってもいました。
そんな中、友達のFacebookでものすごく綺麗な大自然の写真が目に入りました。
どうやらカナダのキャンモアという田舎町で生活をしているらしい。
毎週ハイキングをしたり、動物を観察したり、ものすごい良さそうな雰囲気。
ああ、カナダらしい生活って良いな。
と思って早速コンタクトをとると、ちょうど職場で人を募集しているとのこと。
滞在先も確保されているし安心できる。
思い切って引っ越しを決断したのでした。
僕はこんな感じで縁があってキャンモアにやってきたわけだけど、
ワーホリでカナダに来ている人やカナダらしいところに観光しに行きたい人には、
ぜひ行ってもらいたいです。
5つにポイントを分けて、紹介していきます。
1、とにかく自然豊か。キャンモアのワイルドライフを満喫。
何よりも最大の魅力は自然の豊かさ!
この写真は家から職場の道。ど田舎じゃんってね。
基本移動はマウンテンバイク。
動物もたくさん見かけます。
野うさぎなんかは当たり前のようにいるので、もはや日本の猫のよう。
キャンモアは町が国立公園の中に入っていてそれ自体が守られている貴重なエリアです。
そもそもキャンモアは場所としてはアルバータ州のバンフの近く、カナディアンロッキーの麓に位置しています。
国がきちんと自然を守っているので必要以上の開発もなくのんびりとみんな自然に囲まれながら生活を送っています。
町からちょっと離れるだけであっという間にハイキングエリアに。
川沿いをどんどん冒険していきます。
2、日本人をはじめアジア人は少なめ。
もちろんゼロではないし、移民も一定数生活しています。
ただ、バンクーバーやトロントのように大量ではないかなという印象。
アルバータ州の田舎町の方だと、いわゆるヨーロッパ系カナディアンの人が多く生活しているそうで、カナダの人たち、というイメージがそのまま当てはまります。
しかも町が小さいからすぐ顔なじみになるし、友達になりやすい環境。
これは悪いことではないんだけど、やっぱりバンクーバーにいた時に最初にすごく衝撃だったのはアジア人の多さ。
チャイナタウンなんてもうアジアじゃんって。
なんとなくせっかくカナダにきてるから、ちょっとアジア人の多くないところにいてみたいよね、って思うのも当然だったかと思う。
アジア人が少ないところってやっぱそれも十分生活の刺激というかモチベーションに繋がるから、カナダでそういう滞在先探している人にもありかなと。
3、キャンモアの人たちはフレンドリー
キャンモアですごく感じたのは、みんなすごいフレンドリー。
ちょっと心配していたのは、田舎の方だと閉鎖的だったり、特にアジア人なんか後ろ指指されたりしないかなあ、なんて考えてもいました。
日本では横浜で生まれ育って東京で大学行ってた僕にとって
田舎=閉鎖的で余所者に冷たい
みたいな勝手なイメージがありました。
大げさだけどこんなイメージある人って僕だけじゃないと思うし、それでカナダの田舎町に引っ越すことに躊躇している人っているんじゃないかなと思います。
でも実際に住んでみると全然違いました。
どんな時にそれを感じたかというと、3つあって。
一つ目はカフェとかで話しかけたりかけられたりする。
どこから来たの?とか、君ってあそこで働いているよね?とか言ってくれたりなんだか雑談も花が咲くような感じです。
二つ目は、楽器を持って現地の吹奏楽団に入らせてほしいと言ったとき。
僕は中学の時からトロンボーンをやっていて、カナダにも持ってきてました。
バンクーバーでは教会で吹かせてもらっていたんだけど、キャンモアで調べたら小さな楽団があるとわかった。
飛び入りで楽器持って覗いてみたらめちゃくちゃウェルカムに迎えてくれました。
いつも練習が楽しかったなあ。
三つ目はスケボーをはじめた時。
当時職場の人が使わなくなったスケボーを譲ってくれて、町のスケートパークで練習をしていました。
キャンモアハイスクールという高校のすぐ隣にパークがあって日々練習にはまっていました。
みんなどんどんトリックを決める中、超初心者な僕はめちゃくちゃ緊張しながら滑っていました。そんな中でみんな教えてくれたり、褒めあったり、男女も年齢も関係なく、お互いYeah!ってひたすら楽しんでました。
Youtubeにいい感じの動画があったので貼ります。
こんなかフレンドリーなキャンモアの人たちのお陰でどんどん馴染むことができました。
4、キャンモアでの仕事は意外とある
そんなキャンモアなんだけど、観光ならまだしもワーホリだと仕事をしたいですよね。
田舎町だし仕事がないのではないか、、というのはもっともな疑問。
ですが、意外とあります。
バリスタでの経験がある人だったらカフェとかでも仕事挑戦できると思うし、日本食レストランやブラジリアンレストランなど、観光客向けのレストランがとっても多い。
あとはホテルでの仕事もいつも募集している印象でした。
ちなみに、TajaはChef’s Studio Japanという日本食レストランで働いていました。
本格的な日本食で勝負していて、新鮮な魚を山間で食べる素敵な店です。
何より働いているメンバーがすごく良くて、ユニークな人たちが一杯いました。
カナディアンも働いていて英語の勉強にもなりました。
5、田舎だけど飽きないキャンモアのおしゃれな街
キャンモアは確かに田舎町なんだけど、とてもおしゃれなお店が多かったり、雑貨屋さんとか本屋とかがあります。
大きいスーパーマーケットもあるので生活に困ることはまずないかな。
映画館とかアミューズメント施設はないけれど、ジムやボルダリング、プールなんかはあります。
アートを愛する人も多く、町の中展示しているお店やモニュメントもいたるところにありました。
イベントや小さな音楽フェスやマーケットもよく開催されています。
田舎町など長く滞在すると飽きるんじゃないなって思っていたけどそんなことは全くなく、
いつまでもずっと生活していたくなるような、素敵な町です!
Canmore Albertaはカナダで一番好きな町になりました!
今のワーホリで物足りないと思っている人はキャンモアに行ってみては
バンクーバーもトロントも住むにはとても便利だし、日本人コミュニティもたくさんあります。
ただ、ハードルが低い分なんとなく物足りなさを感じることもあると思います。
カナダの雄大な自然を楽しめる、キャンモアに思い切って環境を変えちゃってもいいのでは!
ちなみに、こっちで出会った日本人は個性的で面白い人が多かったです。
面白い出会いがあるかもしれません。
ところで、僕はもともとハイキングとかアウトドアとかそこまで興味がないタイプでした。
ただ、こっちでだいぶ考え方が変わってアクティブに動くことって本当に大切だなって実感しました。
誰かがキャンモアに興味を持ってくれるきっかけになればいいなと思います!